お世話になっています、キリンです。
今日は学資保険について説明させていただきます。
学資保険について
学資保険のメリット
教育資金を安定して貯蓄できる
学資保険を使う理由で最も多いのは、安定して教育資金を貯蓄できることが挙げられます。毎月一定額を受け取り指定の年齢まで強制的に貯蓄できるので安定して資金の準備をすることができます。
また、返戻率次第では預けた金額以上に受けとることもできます。銀行預金より運用益を期待できます。
保障機能がある
学資”保険”というくらいですから、学資保険は保険商品です。一家の大黒柱にもしものことがあった時、以降の保険料は払込免除となり、契約時の祝い金や満期保険金は保障されます。
学資保険のデメリット
途中解約は元本割れのリスクがある
保険商品でもある学資保険ですので、途中解約すると元本割れするリスクがあります。何らかの理由で解約の必要性があった時に場合によっては支払った金額よりも少ない金額しか戻ってこない可能性があります。
インフレに弱い
学資保険は契約時の利率が固定されており、インフレで物価上昇の影響で受取金額が目減りする可能性があります。
私たちが学資保険を使わなかった理由
元本割れのリスクと返戻率が割に合わない
学資保険は多くの人から集めたお金を投資などで運用し、その運用益により支払った金額より多くのお金を受け取ることができます。
しかし、学資保険の返戻率は低く、105%程度。200万円預けて受け取るときは210万円にしかなりません。
たとえば同じ条件で投資信託を行うと、毎月1万円を18年間利回り5%で運用すると350万円になります。上記は税金など考慮していませんが、積み立てNISAを使うことで税金を免除することができます。
メリットがメリットとならない
学資保険は性質上途中でお金を引き出すことができず、毎月一定額を強制的に貯めていきます。自分で貯蓄管理をしていくことができない人にとってはメリットにもなりますが、緊急時などでお金のやりくりが難しいときはデメリットとなります。
保障型に関しても返戻率が下がってしまう、その他の生命保険と比べると保証が低いなど魅力としてはイマイチです。